成田空港アクセス。
争いとは常に起こるもの。
鉄道会社同士による争いはサービスの品質とか向上したりと
利用者にはありがたい事も多いですが。
この間ちょっと成田空港に行ってみた時に乗った
空港アクセス特急のレポートでも書いてみるとします。
京成スカイライナー。
2010年7月より運行開始したAE型。
最高時速は160km/hと在来線最高速を出したりします。
そのおかげで日暮里駅から成田空港の空港第2ビル駅まで
最速で36分で着くことができます。
最速と言っても昼間の列車はほぼこの時間で着くダイヤになっているようです。
お値段は京成上野からで乗車券+ライナー券で2,400円でした。
成田スカイアクセス経由の運賃は、京成本線経由より200円ほどお高いですが
乗車券を先に買わないでICカード系で入場して成田空港or空港第2ビルを目指したところで
成田空港や空港第2ビル駅のホームはスカイアクセス経由のホームと
本線からのホームが別れていて改札も別なので、
ちゃんとどっち経由か分かるようになっております。
JRのホームも同じくらいの長さであるんですが、あちらは車両が15両のが入る分、
京成のホームは経由で半分に分けても同じ長さという、
うまく作ってありますなぁ。
そして乗り心地ですけど、成田スカイアクセス線こと北総線を
スカイライナーのために改修したようで、かなり高速で飛ばしても揺れが少ないという、
しかも車両の方は座席も広めになってますし、乗り心地はかなり良いです。
足下にコンセントもあるので電子機器の充電も大丈夫です(・ω<)b
車両のデッキとの間にあるドア上にモニターが設置されているのですが
駅表示や広告を流すだけでなく、前面からの車窓も映されていて楽しかったですね。
内装もなにげに和風な部分も取り入れており、何か落ち着きます。
車両のデザインをされたのは山本寛斎さんだそうですよ。
良い感じだと思います。
速度も速いのであっという間でしたわ。
続いて成田エクスプレス。
2009年10月より使われ始めたE259系。
最高時速は130km/hだそうですよ。
空港第2ビルから東京駅まで乗った電車で所要時間が56分。
お値段は乗車券+指定席特急券で2,940円です。
車内サービスとして車内販売があったり、
WiMAX網を使ったWi-Fiなんかもあったりします。
直接WiMAXに繋いだ方が速かったけど←
内装は外装のイメージカラー通りな黒に赤を使ったシャープな感じですな。
こちらも、座席の肘掛け部分にコンセントが付いております。
電子機器を繋いで充電も可能ですね。
この車両には天井部分からモニターが数カ所下げられるように設置されていて
到着駅の情報や現在地の地図、あとは外国人向けと思われる
英語での宣伝やお得な切符の案内、英字でニュースとか流れてました。
乗り心地面ですけども、走ってる路線が成田線や総武快速線で
さほど高速運転向けではないのでそれなりに揺れます。
千葉からの総武快速線では結構飛ばしてましたけどね。
イスの座り心地はスカイライナーのAE型とさほど変わらなかったかも。
スカイライナーと比べてあんまり良い書き方してませんが、
成田エクスプレスの良いところは、東京駅よりもむしろ
横浜や渋谷、新宿、池袋、時間帯によっては中央線の高尾や
埼玉県内の大宮まで行く電車もあるので、
乗り換えなしでいろんなところへ行けるのが良いのですよね。
大きな荷物を置いておくことのできるスペースがあるので
大きな荷物を持って通勤電車に乗るよりは楽ですね。
まとめると。
体力のある、行きは日暮里まで頑張って行ってスカイライナー。
帰りは地元近くまで成田エクスプレスにするのが良さそうですね。